小顔矯正は自宅でできる？自分でやる場合のマッサージのやり方について解説

自宅でも小顔矯正と同じようなことがしたいと思っている方も多いでしょう。自宅で行うマッサージでもちょっとしたコツをつかめば上手く顔の筋肉をほぐすことができます。地道に続けることで、小顔効果を得ることも期待できるかもしれません。
ここでは自宅で出来るセルフケアや注意点について詳しく解説していきましょう。

小顔矯正は自宅でできる？

近年、小顔マッサージや美顔ローラーによって自宅でのフェイスケアが流行しています。しかし、それらによってサロンレベルの小顔効果を期待するのは難しいというのが結論です。なぜならば、サロンでの小顔矯正はプロのエステティシャンが顔や胸元、頭皮などの部位に複合的に働きかけて、専門的な施術を行うからです。

また、自分の手で行う小顔マッサージだとどこの部位にどれだけの力加減で行うのかが難しく、他人の手でやってもらうのと自分の手でやるのではやりやすさが大きく違うでしょう。しかし、自宅のセルフケアは、注意点に気をつけておこなうことで小顔矯正の効果を維持したり肌の調子を保ったりするのにとても有効だといえます。

自分で出来るマッサージやセルフケアには何がある？

自分で小顔マッサージを行うと顔の血行やリンパの流れを改善し、しわやたるみの予防やむくみの解消が望めます。ここでは、小顔マッサージの詳しいやり方や、さらに効果を高めるセルフケアの方法について解説していきましょう。

小顔マッサージ

サロンで行う小顔矯正と似たような効果が得られるものとして小顔マッサージが有効です。方法はさまざまなものがありますが、メジャーなやり方は次のようになります。

まず鼻の横のくぼんだ部分に人差し指の第2関節部分を当て、軽い力でクリクリとほぐしていきます。次に、頬骨の下や口角、耳の周りを同じように適度に押してマッサージをしましょう。そして、顎の先を親指と人差し指の第2関節あたりで挟み、フェイスラインに沿って軽く圧迫しながらほぐしていきます。

この他にも耳の回りに指を置いてゆっくりほぐす方法や、人差し指の関節を使って目の周りをほぐしていく方法も血行促進に有効です。こすらず軽く押すようにマッサージしていくことがポイントです。

顔全体を温める

小顔マッサージの効果を高めるものとして、ホットタオルなどで顔全体を温めるのが有効です。顔を温めることは素早く顔の血流を促進して、顔色を良くしたり目元の疲れをとったりなどの効果が期待できるでしょう。また、顔を温めることで副交感神経が優位になり、気分が軽くなってリラックスすることもできます。

ホットタオルは、水で濡らしたタオルを電子レンジで1分程度加熱することでできます。ホットタオルを作る際はタオルの水分をよく絞って、加熱時間を守ることが重要です。もちろん、50℃弱のお湯を用意して、ホットタオルを作っても問題ありません。

生活習慣を見直す

顔の歪みは顔面に外的な圧力をかけることで生じますが、具体的にはうつ伏せ寝（横向きも）や歯ぎしり、頬杖などが挙げられます。これらの動作はどれも顔に圧力がかかって、歪みの原因になりますので解消していくことが大切です。たとえば、仰向けで寝るようにしたりマウスピースをつけたり、頬杖を付かないように意識するなどの改善方法があります。

上記の他にも悪い姿勢に気をつけたりスマホを覗き込むように見るのを止めたり、バッグをかける肩を左右均等にしたり、足を組んで座らないなどが考えられます。生活習慣を見直すことで必ず顔の歪みは軽減できるので、顔をゆがめる癖がないか注意して生活しましょう。

自分で小顔マッサージをするときの注意点は？

小顔マッサージは自宅でのセルフケアとして効果的ですが、一方で以下のような注意点もあります。

強い力でマッサージしないように気をつける

自分で小顔マッサージをする際には力加減に注意するのがポイントです。顔の骨や筋肉、皮膚は本来とても繊細なものなので強い力を加えると怪我をする恐れがあります。強い力を加えすぎると顎関節症の要因にもなってしまうため適度な力加減でマッサージを行いましょう。

滑りを良くしてケアを行う

サロンで行う小顔矯正ではオイルを使用して極力摩擦を少なくしてマッサージを行っています。そのため、セルフマッサージの際にもオイルもしくは乳液と美容液など滑りをよくするものを使うのが鉄則です。滑りを良くしてマッサージをしないと、摩擦によって肌のバリア機能や角質層が損なわれてしまう危険性があります。

まとめ