産後の骨盤の歪みは矯正しよう!歪みの原因と解消方法を紹介
女性はいつまでもキレイでいたいと思うものでしょう。それは「妊娠・出産」という、女性にとっての一大イベントを通過しても変わりません。しかし実際は産後に元の体形に戻らず、そのうえ体の不調に悩まされることが多く起こります。それには「骨盤の歪み」が関係しているのです。
今回は産後の骨盤における歪みの原因やそれが引き起こす症状、そして矯正する方法などについてみていきます。
骨盤とは?
骨盤とは腰の部分にある骨のことです。仙骨や尾骨、そしてふたつの寛骨などで構成されています。お尻や腰まわりをささえており、上半身と下半身を連動させる、体のなかでも重要な役割を担っている骨です。
骨盤には二種類があります。大骨盤と小骨盤に分けられて、その形は男性と女性で異なります。
骨盤は「歪み」が発生することもある
とくに理由はわからないのに腰が痛い、肩が重く感じるといった状態が続く方もいるでしょう。その場合は骨盤に「歪み」が発生している可能性もあります。骨盤に歪みが発生してしまうと体の重心がずれてしまい、姿勢も悪くなります。姿勢が悪くなると、腰痛や肩こりが発生してしまうのです。
骨盤に歪みが発生してしまう原因は?
それではなぜ、骨盤に歪みが発生してしまうのでしょうか。その原因にはさまざまなものがあり、多くの場合は日常生活における癖が原因となっています。
たとえば座ったときに足を組んでしまう癖がある場合です。また立つときに左右のどちらかに重心をかける癖などがあると、骨盤に歪みが発生する原因になります。かばんを持つときにかならず決まった手で持ってしまうといった、思わずやってしまう癖なども骨盤の歪みに繋がります。
「産後」は骨盤が歪みやすい
以上にあげたような癖は、気を付けることで直すことも可能でしょう。しかし原因のなかには、気を付けていても防ぎにくいものもあります。それは「産後の骨盤の歪み」です。女性が妊娠し出産を終えると、骨盤に歪みが発生してしまっていることも多くあります。
産後に骨盤が歪む原因は?
なぜ産後は骨盤が歪みやすいのでしょうか。女性が妊娠すると「リラキシン」というホルモンが分泌されます。リラキシンは関節周辺の靭帯や、関節自体を緩くする作用があります。その作用により骨盤に歪みを発生させ産道を作りだし、出産の準備を整えるのです。
出産を終えるとリラキシンの分泌が収まりその作用も失われます。しかし歪んでしまった骨盤が元にもどるかどうかは、周辺の筋肉量が関係していきます。筋肉量が多ければ元に位置に骨盤が戻りやすくなるものの、少ないと元にもどらず歪んだままになってしまうのです。
そのままの状態で授乳し、抱っこ時に無理な体勢を取ってしまうことで、より骨盤の歪みがひどくなってしまいます。それが姿勢の悪さへと繋がっていくのです。
骨盤の歪みが引き起こす症状にはどういったものがある?
骨盤が歪んでしまと、体にどういった症状が引き起こされるのでしょうか。以下に具体例をあげてみていきましょう。
肩こり・腰痛
先述のとおり骨盤が歪み姿勢も悪くなることにより、肩こりや腰痛が発生しやすくなります。とくに腰痛や肩こりの原因に思い当たる節がない場合、その原因は骨盤の歪みにあるかもしれません。
便秘
骨盤が歪んでしまうと、周辺にある各臓器のバランスも崩れてしまいます。そうすることで内臓の働きが正常でなくなり、便秘へと繋がってしまうのです。
冷え性
骨盤は足方向へ向かう血管と、心臓にいく血管の通り道になります。その骨盤が歪んでしまうと歪みにより自律神経が圧迫されてしまい、自律神経に乱れが生じるのです。それが血流にも乱れを生じさせ冷えが発生してしまう原因となります。
生理痛・生理不順
女性の子宮は骨盤の靭帯に、しっかりとくっついている構造になっております。骨盤に歪みが生じるとくっついている子宮も、本来の位置から移動するのです。本来の位置から移動し周りの臓器や脂肪に圧迫されてしまうと、生理痛がひどくなる・生理不順も起きやすくなってしまうのです。
骨盤の歪みは矯正できる
放っておくとさまざまな症状をもたらすことになるのが、産後の骨盤の歪みです。骨盤の歪みは矯正し元の位置に戻せます。矯正する方法にはさまざまなものがあり、その効果もさまざまです。それでは骨盤歪みの矯正の方法に、どういったものがあるのかを見ていきましょう。
ストレッチ
自宅にいながら自分で行うストレッチにて、骨盤の歪みの矯正が可能です。
ストレッチの内容としては「立ってかかとをお尻に近づけお腹に力を入れながら、太ももの前側を伸ばすように意識する」ものがあります。また「座りながら片ひざを立て、肘をひざと当てながら振り向く」など、さまざまな姿勢で行えるのです。
これらは気軽に好きな時間に行えます。その一方即時性が望めない、大きな効果が得にくいといった面もあるでしょう。
骨盤矯正ベルトの使用
ベルトやコルセットを着けることで、強制的に骨盤の歪みを矯正するというのもひとつの方法です。ストレッチのように労力が不要なので気軽に行えます。しかしベルトに頼りすぎることによる、筋力の低下が起きる場合もあり、注意が必要です。
「美容矯正」を受ける
産後の骨盤における歪みの矯正で、おすすめなのがこの方法です。専門のサロンで「美容矯正」を受けてみましょう。専門の歪み矯正サロンではリンパドレナージュやホットストーンセラピー、そしてさまざまな美容機材を使用します。骨盤の歪みだけでなく小顔矯正など、美容関連の施術を受けられます。
知識豊富な専門のスタッフがいるため、日常生活におけるアドバイスなども受けられるでしょう。高い効果が期待できます。
まとめ
出産時に女性の体は出産をしやすい体形に変化します。産後にその体形が元に戻らないと、骨盤に歪みが発生しやすくなるでしょう。肩こりや腰痛・冷え、生理不順などを引き起こすのが骨盤の歪みです。矯正する方法にはさまざまあるなか、おすすめなのは「美容矯正サロン」で施術を受けることです。専門の施術を受けられるため、高い効果が期待できます。
表参道と池袋にあります「BITORIA」では、骨盤矯正・子顔矯正などの施術を行っております。産後の身体の歪みが気になるという方は、ぜひともお気軽にお問い合わせください。